採用情報

先輩の仕事紹介

強みは、一社完結の電気設備保守。現場責任者として、幅広く業務をこなす。西原 勇次 電動機・エリアメンテサービス課所属 1997年入社

お客様プラントの稼働停止を防ぐために、
24時間働き続けるモータの安全作動に情熱を。

西原 勇次

「自宅から近い」「東京での実習がある」当時、私が会社を選ぶきっかけはこんなことでした。しかし、同じエンジニアリング系の会社が2社候補に残った時、気持ちを後押ししてくれたのは、「東芝」の二文字だったのです。

私が行っている仕事は、モータの保守。モータと言っても、その大きさや種類は実にさまざまです。私は、大手化学会社プラントのポンプ、ファン、コンプレッサの動力として使われている大小合わせて約8,000台にものぼる電動機の分解、保守、点検を行っています。化学プラントをはじめ、工場内などで使用されるモータは、24時間連続稼動のものが多く、経年劣化を前提に点検をまめに行う必要があります。モータの故障が原因で、工場全体の稼動ができなくなると、大きな損失になりかねません。そのため、事前点検、計画的補修、延命処置などは欠かせない作業になります。

保守の現場作業経験を積み、現在は中堅社員として責任者という立場になっています。現場責任者は、日常の点検報告から定期修繕工事の段取りについて計画立案の会議にも参加し、お客様と協議します。策定した補修計画などを現場におろすのが主な業務です。また、実際に工事が始まると、社内メンバー外の専門業者様が加わるので、作業が円滑に進められるよう、たくさんの調整業務が発生します。昼夜を問わず、現場からの呼び出しも少なくありません。早急に判断を迫られることもあり、プレッシャーとの闘いですが、プラントの安全稼動という使命感が私を支えています。

ある一冊の本が自分を変えた。人生のフォローウィンドを掴んだ瞬間。

「関西東芝エンジニアリングでの仕事の魅力は」と尋ねられれば、私は迷わず“東芝ブランドによる技術の幅を広げるやりがい”と答えるでしょう。エンジニアリング業務は末端の動作部分を担当しますが、東芝グループ全体でとらえると、電気設備全体を学ぶことができる環境にあるのが、他のエンジニアリング会社ではあまり経験できないことだと思います。さらに、社内にはさまざまな分野の技術エキスパートがいるので疑問やトラブルの解決が早く、知識を広げることもできます。

「悩んだ時は考えることをやめ、後で考え直せば解決への道が開ける」私がある日出合った自己啓発書で学んだことが、今は仕事にも日常生活にも生きています。この本と同様、会社はエンジニアリング技術者としての私を成長させてくれました。あなたの積極性も、きっとここで生きるはずです。