採用情報

先輩の仕事紹介

点検・調整業務の奥深さに、やりがい度100%。 現場の壮大な光景は、私のやりがいをさらに高める。 濱垣 晃 パワエレサービス課所属 2007年入社

日常では目にできない現場を知る。驚きと衝撃に出合えるおもしろい仕事。

濱垣 晃

製紙・製鉄などの工場や、大手化学薬品プラントでは、大小いくつものモータを駆動させるためにさまざまなドライブ装置が設置されています。また、上下水道施設で使われているポンプ、ロープウェイのゴンドラも可変速装置を使ってモータを駆動させています。

私の仕事は、生活に密着した場面から普段見ることのできない産業用まで、多岐にわたるドライブ装置を点検、調整しています。

巨大な工場で大量の紙や鉄が生まれていく様子はとても迫力があり、現場ではいつも壮大な光景を目にしています。アーク炉と呼ばれる溶融炉で窯中の鉄くずに電極を降ろし、鉄くずを溶かす装置の作業に、入社間もない頃に立ち会った時は衝撃的でした。

このように、実際に目の前でモータが動き、そのモータをドライブ装置が動かし紙や鉄が生まれる、ポンプから水が出る、ロープウェイが人を乗せて動くなど、自分の点検や試験によって、スムーズな動きが維持されていることを実感できるこの仕事にとてもやりがいを感じています。

ニーズに応えるために、お客様と向き合う。
知識と経験を積み、将来の自分とも向き合う。

点検や調整と言っても、お客様との打ち合わせからニーズを捉えることが重要で、しっかりとしたコミュニケーションによる対応力が望まれます。体力と頭、両方を使う現場作業ですが、お客様の要望に応えつつ、安全性への追求を怠らず細心の注意を払って対処をするために、知識と経験を積んでいく必要があります。しかも、同じ現場が長期間続くこともあれば、短期間の現場が連続し、違うお客様とのやり取りが多くなることもあるため、お客様ごとの目線で柔軟に対応しなければなりません。例えば、ドライブ装置の微妙なスピード調整のような難題をリクエストされることもあり、お客様の満足度を高めるために、自分自身もっとレベルアップしなければならないと思います。

点検とは一見単純そうですが、実は奥が深い仕事です。電気分野が絡むことでシーケンス制御を読み解く知識が必要だったり、装置のメカニカルな動きを把握したり、対応範囲が広がります。しかし、お客様から「お陰様で生産ラインを止めずに済んだ」「生産力がアップした」などの感謝の言葉をかけられた時は、素直に嬉しさがこみ上げてきます。あらためて、この仕事に就いて良かったと思います。